太陽光パネル設置に適した方位は?

太陽光発電を効率よく行うためには、照射する光の量を最大にすれば良いわけですが、そのための方位としては真南が最も効果的です。ただ、屋根の方向が真南でないと設置できないというわけではありません。建物の方位というのは東西南北に合わせられているというわけではありませんから、角度がずれている場合もあります。その場合でも設置することはできるのですが、角度をずらせばそれによってロスが生じることになります。その割合は傾斜角によって異なってきます。

日本では約30度の傾斜角がもっとも効率が良いといわれていますから、この30度の傾斜角の場合のロスについて比較したいと思います。屋根の傾斜角が30度で、真南を向いている建物と比較した場合、東西方向に15度ずれると0.4パーセントのロスが生じます。30度であれば2.2パーセント、そして45度であれば4.9パーセントとなり、真東、または真西を向いているときには7.2パーセントのロスとなります。この細かい数値については若干の違いがある可能性はありますから、正確に知りたいという人はメーカーのウェブサイトで確認してください。メーカー側は細かい数値を公表していますから、参考にすることができるでしょう。

このように、屋根がどちらを向いているのかによって発電量は変わってくるのです。15度であればロスは0.4パーセントということですから、誤差範囲ないと考えることもできるでしょう。これくらいであれば問題はないと考えられます。

東西方向は確かにロスは大きいのですから効率は悪いといえるでしょう。しかしながら、絶対的な発電量を確保したいというときには東西の屋根にも設置する場合があります。南側の屋根はもちろんのこと、東西にも設置をすれば、絶対量は確保することができるでしょう。南側のみに設置をするときに同時に設置をしてしまえば、初期投資金額も抑えることができるでしょう。そのために、投資全体として考えたときには、東西方向にも設置したほうが利回りを高くできる場合も多いでしょう。

ただ、現実的に考えた場合には資金の問題もありますから、南向きの部分にのみ設置する場合が多いようです。45度ずれているような場合には、南西の面と南東の面に設置するというのが一般的です。数値を見る限りは、45度のずれで4.9パーセントのロスですから、誤差とは言えないものの許容範囲としては認めることができるでしょう。

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