ゴミやほこりって太陽光発電量に影響するの?

東日本大震災をきっかけに発生した原発事故によって、日本では原子力をエネルギー源とする電力供給の安全性が見直され、深刻な電力不足に陥るといった事象が巻き起こりました。政府と電力会社はしきりと節電を呼びかけることでこれを乗り越えたものの、その後も発電用エネルギー源の価格高騰などを受けて電気料金の値上げが決定されるなど、国全体を巻き込んだ電力問題はなおも続いています。

この事態をカバーする方法の一つとして注目されているのがグリーンエネルギーの活用です。中でも産業用や家庭用として導入された太陽光発電は、空から降り注ぐ太陽光エネルギーを活用することで家庭内で電力を賄えると同時に、日中に使い切らなかった余剰電力に関しては蓄電池に保存して夜間に利用したり、あるいは電力会社に固定価格にて売電したりなどすることによって大きなメリットを生み出すことが可能となります。

しかしながら、この太陽光発電の導入を検討している人の間でよく持ち上がる疑問点として「屋根に取り付けた発電モジュールにほこりやゴミが付いた場合、どうなるの?」といったものがあります。基本的に多くのほこりやゴミは雨や風によって洗い流されるものとされています。もちろんこの場合には屋根にある程度の勾配があることが必要条件となります。そしてこのほこりやゴミが付着したままの状態であったとしても、発電量への影響は3パーセントから5パーセントに留まるものと言われています。また鳥の糞であるとか、幹線道路などの排気ガスの影響で油性の汚れが付着した場合にも発電量への影響は5パーセント以内に留まります。これくらいのパーセンテージであればほとんど影響なしと考えてもよいでしょう。

もしもこれらの発電量低下であっても許容できない際には、業者によるメンテナンスの回数を増やすことによって常にモジュール表面をキレイに保っておくことをお勧めします。

さらには注意しておきたいのは積雪の多い地域において太陽光発電モジュールの上に多くの雪が降り積もってしまう場合です。この場合には明らかに太陽光をキャッチすることができなくなってしまいますが、これらの地域ではこの状態に対処するためにはじめから急勾配の屋根にシステムを搭載することで表面に付着したものが滑り落ち易くなっているなどの工夫が設けられていることが多いのが実情です。むしろこの滑り落ちた雪が人や物に降り落ちることがないように何らかの工夫を施すことが必要と言えるでしょう。

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