太陽光発電システムを設置したら年間どれくらい発電するの?

太陽光発電システムが発電する電気はどれくらいなのかというと、これはどれだけの規模のシステムを組むのかによって異なってきます。たくさんのソーラーパネルを設置すれば多くの電気を作ることができますし、発電効率の高いソーラーパネルを設置すれば多く作ることができるのです。ですから、それぞれで計算をすることが必要となります。
注意しておきたいのは電気という言葉の意味ですが、この意味はあいまいですから、電力と電力量という言葉を使うことにします。電力とは、電圧と電流をかけたもので単位はワット(W)あるいはキロワット(kW)が用いられます。そして、電力量とはこれに時間を上した者を指します。単位としてはワット時(Wh)あるいはキロワット時(kWh)が用いられることが多いようです。日本では、固定価格買取制度では1キロワット時の価格が定められますから、計算する際にもキロワット時を用いておくと便利です。電力量は全体的な量で、電力は一定時間内に発生する量だと考えると分かりやすいでしょう。
例えば、300ワットの電力の得られるソーラーパネルを10枚設置した場合、最大で3000ワット、つまり3キロワットの電力を得られることになります。もしも1年間ずっと太陽が照射されていれば、これに365と24をかければ電力量が計算されることになりますが、実際にはずっと発電しているわけではありません。昼間は発電しませんし、曇りの日は発電しません。実際に発電できる時間というのは限られていて、平均を取ると12パーセント程度だと考えられています。これを設備利用率と呼びます。ですから、年間の電力量を計算するための計算式は「3(キロワット)×365(日)×24(時間)×0.12」となり、これを計算すると3153.6キロワット時となります。これが年間で得られる電力量です。
このように計算をすれば良いわけですから、ソーラーパネルが発生する電力があれば、だいたいは計算することができます。売電価格は毎年見直されますが、現在では2013年度は1キロワット時が37.8円になると報道されています。もしも37.8円であれば、3153.6キロワットなら、3153.6(キロワット時)×37.8(円/キロワット時)=119206.08円ということになりますから、約12万円の売電収入が得られる事になるのです。設置に160万円かかったとしても、14年以内に元を取ることができると考えられます。

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