雪の降る地域でも積雪時も発電するのですか?

日本では東日本大震災に併せて巻き起こった原発事故をきっかけに極度の電力供給量の不足に陥り、国民に異例の節電を呼びかけたり、はたまたその後の発電用エネルギー源の不足や高騰化などによって電気料金の値上げをお願いするなどしており、いずれも電力行政のまずさを露呈する状態が出来上がっています。この現状を打破するためにも官民一体となってのグリーンエネルギーへの研究開発が続けられており、すでに多くの企業や家庭が太陽光発電をはじめとするこれら自家発電システムを採用しています。

またこれらのシステムの導入には地方自治体から補助金が出たり、あるいは日中の余剰電力を電力会社に売電することによって通常の電気料金よりも高めに設定された固定価格が収入として入ってくるなどのメリットも生じており、まさに国を挙げての事業だからこその旨味によって各人が設備投資の減価償却に向けて安心して取り組んでいける環境が整備されています。

しかしながらこれら太陽光発電において人々の頭を悩ましている問題があります。それは冬場の積雪時における電力自給量はいったいどうなるのかということです。たとえば日中は空から照りつける太陽光のエネルギーを屋根に設置したパネルがキャッチして順調に自家発電が行われても、これが日が暮れて夜間になると月明かりでのほんの僅かの発電に変わってしまいます。また雨風の強い天気だと日射量も少なくなり、発電できる量も限られてしまいます。この問題が雪に置き換わったとしても起こりうる事象は同じです。雪が吹きすさび雲を太陽が覆い隠してしまうような気候であれば発電量は落ちてしまいますし、ましてや積雪が屋根のソーラーパネルを隠してしまうと余計に発電量は下がります。

これらの諸問題に対処するために確認すべきことは2点あります。まず第1点としてはパネルが空からの光を効率よく集められるような角度を向いているかどうかということ。これには建築時の屋根の向きなども大きく関係してくることでしょう。

そして第2点として、パネルを覆った積雪がいかにして滑り落ちてくれるかといった課題が挙げられます。もともと表面は滑り易く、なおかつ屋根の角度などもそれを助ける存在ではあるものの、やはり少しでも効率よくパネルが露出できる状態を作り出すことは自家発電において重要な事柄と言えるでしょう。

とはいえ、一年間をトータルで考えるとこれらの地域であっても他県とさほど発電量に落差があるというわけではないようです。しかも春夏においてはむしろ東北地域のほうが気温が上がりすぎず、自家発電に適したほどよい温度に恵まれるようです。

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