太陽光発電でどのくらい稼げるのか?

太陽光発電システムをフルローン購入した場合(土地は現金購入)の収益性は、『どれくらい稼げるの? フルローン編』で解説しています。ご参考に!

現金一括で太陽光発電システムを購入する方は、収益性を重視するのももちろんですが、一括償却や特別償却が目的って方も多いのではないでしょうか?

現金で太陽光発電システムを購入の場合

購入価にかかわらず、設置条件が同じなら発電量(売電額)は同じです。異なってくるのは太陽光発電システムの取得費と減価償却費、償却資産税です。取得価格が異なるので、当然、表面利回り(グロス)も異なります。減価償却費や償却資産税は実質利回り(ネット)に影響します。

ローンで購入する場合に重要視しなければならないのは『キャッシュフロー』ですが、現金購入の場合はキャッシュフローは黒字になるので(多額の修理費/リプレース費が発生した場合を除き)、重要視すべきは『利回り』です。

売電価格36円案件の場合

50kwシステムを年間平均日射量3.84kwh/m2・日の土地に設置した場合の想定表面利回りを算出しています。

消費税免税事業者の場合

消費税免税事業者(課税売上1000万円以下の個人・法人)の場合は、消費税(8%)が益税となるので、売電価格は38.88円(36円×108%)です。シミュレーションに入力する売電価格も38.88円として計算しています。

システム代 土地込み購入合計 売電額(20年間) 年間平均売電額 表面利回り
20,000,000円 22,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 8.19%
19,000,000円 21,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 8.59%
18,000,000円 20,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 9%
17,000,000円 19,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 9.49%
16,000,000円 18,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 10.02%
15,000,000円 17,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 10.61%
14,000,000円 16,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 11.27%
13,000,000円 15,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 12.02%
12,000,000円 14,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 12.88%
11,000,000円 13,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 13.87%
10,000,000円 12,000,000円 36,057,199円 1,802,860円 15.02%
消費税課税事業者の場合

消費税課税事業者の場合は、売電価格は36円です。シミュレーションに入力する売電価格も36円として計算しています。

システム代 土地込み購入合計 売電額(20年間) 年間平均売電額 表面利回り
20,000,000円 22,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 7.59%
19,000,000円 21,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 7.95%
18,000,000円 20,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 8.35%
17,000,000円 19,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 8.79%
16,000,000円 18,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 9.27%
15,000,000円 17,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 9.82%
14,000,000円 16,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 10.43%
13,000,000円 15,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 11.12%
12,000,000円 14,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 11.92%
11,000,000円 13,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 12.84%
10,000,000円 12,000,000円 33,386,305円 1,669,315円 13.91%

売電価格32円案件の場合

2014年度4月以降に設備認定を受けた太陽光発電システムの売電価格は32円(税抜)です。2013年度の36円から11%ちょいくらいのダウンです。上記と売電価格以外は同条件でシミュレーションしてみました。

消費税免税事業者の場合

消費税免税事業者(課税売上1000万円以下の個人・法人)の場合は、消費税(8%)が益税となるので、売電価格は34.56円(32円×108%)です。シミュレーションに入力する売電価格も34.56円として計算しています。

システム代 土地込み購入合計 売電額(20年間) 年間平均売電額 表面利回り
20,000,000円 22,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 7.28%
19,000,000円 21,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 7.63%
18,000,000円 20,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 8.01%
17,000,000円 19,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 8.43%
16,000,000円 18,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 8.9%
15,000,000円 17,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 9.43%
14,000,000円 16,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 10.02%
13,000,000円 15,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 10.68%
12,000,000円 14,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 11.45%
11,000,000円 13,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 12.33%
10,000,000円 12,000,000円 32,050,829円 1,602,541円 13.35%
消費税課税事業者の場合

消費税課税事業者の場合は、売電価格は32円です。シミュレーションに入力する売電価格も32円として計算しています。

システム代 土地込み購入合計 売電額(20年間) 年間平均売電額 表面利回り
20,000,000円 22,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 6.74%
19,000,000円 21,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 7.07%
18,000,000円 20,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 7.42%
17,000,000円 19,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 7.81%
16,000,000円 18,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 8.24%
15,000,000円 17,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 8.73%
14,000,000円 16,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 9.27%
13,000,000円 15,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 9.89%
12,000,000円 14,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 10.6%
11,000,000円 13,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 11.41%
10,000,000円 12,000,000円 29,676,716円 1,483,836円 12.34%

太陽光発電の利回り

売電額や劣化率を厳しく見積もって上記の表面利回りです!
グリーン投資減税による100%即時償却や30%特別償却が目的での購入なら32円案件での2200万円購入でもあり!ですよね!?他事業(給与所得も含む)で得た利益を圧縮することにより節税できるのに加え、この利回りです。法人の節税対策として流行った、今は亡き100%損金算入可能な『がん保険』よりも、かなり有利なんじゃないかな!?

現金購入でグリーン投資減税が目的の場合は、少々割高でもありって言えばありです!でも、32円案件よりは36円案件、システム価格も高く購入するよりも安く購入した方が、より収益性が高くなることに間違いはないです。

連系した日の年度での償却になるので、グリーン投資減税目的の方はシステム価格よりも連系日を重要視する傾向にあります。そりゃそうですよね!?連系が間に合わなければ、その年度での償却ができなくなる訳ですから(節税できないってことになります)・・・

なので、儲かっている法人さんは連系日が決算前の分譲システムがあれば、少々割高でも購入します。なので、分譲システムってナカナカ値下がりしないんですよ・・・収益性重視の方から見ると何だかな~ではありますが!?

実質利回り(ネット)について

表面利回りが年間の売電額を(土地+太陽光発電システム)の購入価格で割った率なのに対し、実質利回りは年間の売電額から『土地の固定資産税』『システムの償却資産税』『火災保険』『電気代』『メンテナンス代』等の経費を差し引いて購入価格で割った率になります。

表面利回りにしても実質利回りにしても、分譲システム業者さんが提示している利回りを比較しても意味ありませんよ!
ロス率や日射量、経費の想定はそれぞれの分譲業者さんが独自に見積っています。経費(ロス率/日射量)を甘めにみつもれば利回りは高くなるし、辛めに見積もれば低くなります。想定値が業者さん次第なので、異なる分譲システム業者さんが提示する利回り比較なんて全く意味がありません。

パネル出力と枚数、設置角、価格、場所がわかれば、当サイトのシミュレーションを利用することにより、異なる業者さんの分譲システムを、想定値を統一した利回り比較が可能になります。

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