太陽光発電に関する用語集

先頭文字が『アルファベット』の用語集

ALC
ALCとは屋根の素材の一つを指します。太陽光発電システムを住宅に導入するためには屋根にソーラーパネルを設置することが必要ですが、ALC素材が使われていると設置が難しい場合もあります。ALC素材は強度がないために、直接固定をすることはできません。ですから、垂木にソーラーパネルを固定しなければならないのですが、そうなると穴を空けることが必要ですから、防水加工が必要となってきます。
このように、ALC素材の屋根にソーラーパネルを設置することはできないわけではないのですが、無理に設置しようと思うと色々な費用がかかって高くついてしまう可能性があります。採算に合わなくなる場合には、業者も設置を勧めないのです。
CIS太陽電池
CIS太陽電池は、非シリコン系の太陽電池です。シリコンではなく、化合物半導体の薄膜を利用して発電するタイプの太陽電池です。Cは銅、Iはインジウム、Sはセレンという元素で、この三つの元素が主成分となっています。
メリットはシリコンよりも素材の入手が容易で、価格が安いことです。その他に、太陽光電池のデメリットである影に強いのもメリットです。通常の太陽光電池は直列でつながれているので、パネルに影ができると全体の出力が低下するのが弱みでした。CIS太陽電池は影の面積分しか出力が低下しない強みがあります。また、温度が上がると電気の変換効率が下がるというデメリットも、CIS太陽電池にはありません。
デメリットはシリコン系の太陽光発電システムに比べると、面積あたりの変換効率が低いということです。そのため、発電力を得るには広い面積のパネルが必要になります。
CIGS太陽電池
CIGS太陽電池とは、銅やインジウム、ガリウム、セレンを原料とした太陽電池を指します。それぞれの頭文字を取ってCIGS太陽電池と呼ばれます。
現在普及している太陽光発電システムには、シリコンを用いた太陽電池が多く設置されています。しかし、シリコンを用いた太陽電池は製造過程で多くのエネルギーを消費し、そして二酸化炭素を多く発生させるために、環境負荷はあまり小さいものではありませんでした。これを解決したのがCIGS太陽電池です。製造時の環境負荷が非常に小さいために、環境対策としては最もすぐれたものとして注目されています。また、落ち着いた色ですから日本家屋のデザインを損なわないというメリットもあります。
FIT
FITは、「Feed-in Tariff」の略で、日本語では固定価格買取制度と呼ばれています。再生可能エネルギーによって発電した電力を買い取る価格を、国が定めるという制度です。
現在の日本はFITが導入されていますが、その目的は太陽光発電の普及です。もともとは日本で始まったものではなくて、最初はドイツで行われるようになりました。ドイツは早くから脱原発を行った国で、そのために太陽電池の普及が必須となっているのです。その後、スペインもFITを導入しました。その他、フランスやイタリアなど、欧州各国は導入をしています。FITが導入されたことによって、太陽光発電を投資としてみることができるようになったために、大手の参入によって普及が促進されています。
HEMS
HEMSとは、「Home Energy Management System」の略で、ITを使って建物全体を管理する方法を指します。スマートホームの実現のために必要な技術だといえるでしょう。
HEMSでは、電力としては太陽光発電が多く用いられます。基本的にはオール電化の住宅になるわけですから、エコキュートなどの技術を用いて、消費電力を抑えることも行われています。住宅全体で使うエネルギーを管理することが必要となりますが、そのためにはITが用いられます。住宅内での発電設備や電気製品などを、ネットワークで接続して管理を行い、エネルギー管理を最適化しています。HEMSは、現在では電気メーカーが主導して導入が進んでいます。
hit太陽電池

量産されている太陽電池の中で、もっとも高い変換効率を持っているのはhit太陽電池です。単結晶シリコン太陽電池とアモルファスシリコン太陽電池を組み合わせた、ハイブリッド太陽電池のことです。
太陽光発電の発電量は、限られた日照の中でどれだけ発電ができるのかが鍵となります。交換効率が良いということは、パネルの枚数が少なくても充分な発電量を見込めるということです。またhit太陽電池は、他の太陽光電池と比較して高温になっても変換効率が落ちないという特徴があります。
屋根の上で高い温度になることが多い太陽光パネルとしては、非常に性能が良いということになります。hit太陽電池は、表と裏が対称的な構造をしているので、両面で発電することも可能なのです。

J-PEC
J-PECとは、「Jpan Photovoltaic Expansion Center」の略で、日本語では太陽光発電普及センターと呼ばれます。名前からも分かるように、太陽光発電の普及促進を行うための組織で、補助金申請の受付業務や審査、交付、金額の決定など、補助金に関する業務を行っています。
実際に補助金を出すのは経済産業省ですが、そのために必要な業務をすべて引き受けているのです。J-PECでは補助金申請に関する説明会なども開催されていますし、またJ-PECのウェブサイト上では色々なコンテンツが紹介されていて補助金に関して色々なことを理解できるようになっていますから、補助金に関しては相談することができます。

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