太陽光発電に関する用語集

先頭文字が『か行』の用語集

買取制度
東日本大震災をきっかけに起こった原発災害によって日本中が新たなエネルギー源について考えることを余儀なくされています。そんな中で注目を集めているのが再生可能エネルギーです。特に各家庭で装置を備えることによって取り組み可能な太陽光発電は、日中に蓄電した電気を家庭内で消費するのはもちろん、一方で余った電気を電力会社が買い取るという買取制度も実施されています。この買取制度における価格は今のところ国が定めた固定制となっており、需要と供給のバランスで値が変動することもなく安心して太陽光発電を始められることは大きなメリットと言えるでしょう。
また多くの家庭では必要な時に電力会社からの電気を利用し、また可能なときに太陽光発電にて蓄電した電気を買取制度に伴って売却することによって、結果的に互いに相殺された金額がその月の電気料金ということになります。電気代を安く抑えたい人にとっても有効な手段と言えそうです。
片流れ屋根
最近の家で良く見かけるタイプの屋根が片流れ屋根です。片流れ屋根とは、屋根が一方に傾斜している屋根のことです。屋根がひとつなので屋根面が大きくとられていることが特徴です。太陽光発電にもっとも適しているのは、南を向いている片流れ屋根です。屋根面も大きく、パネルの設置にも適しています。
ただし、屋根面が北側を向いている場合は屋根に太陽光が当たらず、発電が見込めないので、太陽光パネルを設置できない場合があります。こういった北向きの屋根は、狭い土地に住宅が密集しているような地域に多く見られ、ベランダを南向きにするために屋根面を北に向けることが多いです。
屋根面が大きくパネルを多数置けるので、東側や西側を向いた屋根でも充分な発電量を見込めます。
架台(かだい・がだい)
架台とは、太陽光発電システムの太陽電池モジュールをのせる台や枠のことです。
太陽電池モジュールは重量があるため、しっかり支えるための頑丈な架台が必要で、強風や積雪、塩害などにも耐えられるものでなければなりません」。また、住宅の屋根に取り付けることから、雨漏りなどのトラブルがないよう防水加工を施したり、発電量を大きく左右する設置角度の調節も重要です。
太陽光発電で使われる架台の多くは、陸屋根設置型と呼ばれる平面状の屋根に設置するタイプや傾斜の少ない勾配屋根設置型がほとんどですが、屋根のつくりによっては、折板屋根設置型、壁面設置型など様々なタイプのものが使われます。同じ太陽電池モジュールを取り付ける場合でも、屋根のつくりや屋根の材質によって異なる架台が使われるのが一般的です。
家庭用太陽電池
太陽光発電を家庭に導入することを考えている人が増加しています。その太陽光発電システムの中心となっているのが、家庭用太陽電池です。家庭用太陽電池は半導体でつくられており、これに太陽光があたると発電します。
家庭用太陽電池として主流なのが、シリコンを使った太陽電池です。もっとも多いのが、多結晶シリコン型という太陽電池であり、6割~7割ほどのシェアがあります。また、低コストかつ寿命が長い、非シリコンの太陽電池の開発も進んでいるようです。今後、非シリコン太陽電池のシェアが、伸びていくものと思われています。太陽光発電の導入を考えている人は、家庭用太陽電池についての知識を知っておく必要があります。
切妻屋根
切妻屋根は日本の家の屋根として代表的なもので、二つの屋根の面が真ん中で合わさった形状の屋根です。この屋根の形状は非常にシンプルで、二つの面からなり、片側の屋根面積が非常に広いのが特徴です。
大体の切妻屋根は、日当たりやベランダなどを作る場合の効率から、南北に面がある形状の屋根なので、南側に多くの太陽光パネルを設置すれば充分な発電量を見込めます。
屋根が東西を向いている場合は、南側に屋根が向いているときよりも発電効率が落ちてしまいますが、パネルを設置することは可能です。屋根面に効率良くパネルを敷き詰めることで発電効率を上げることができるので、一面が広い切妻屋根は太陽光発電に適している屋根ともいえます。
キロワット(kw)
太陽光発電を利用するにあたって、知っておきたい単位がキロワット(kw)です。導入を考えている人は、技術的な用語を覚えるのが苦手であっても知っておいたほうがいいでしょう。
キロワット(kw)とは、発電量のことを指しています。つまり、太陽光発電においては、発電システムの大きさを意味します。1キロワット(kw)では、1時間に1kw/hの電気量を発電します。
一般家庭では、だいたい4キロワット(kw)前後のシステムを設置することが多いようです。大きな太陽光発電のシステムを設置する場合は、当然この発電量は大きくなります。自分が導入を考えているシステムの発電量はどのくらいが最適なのか、知っておくと良いでしょう。
金属屋根
金属屋根には、ステンレス、アルミニウム、銅板、ガルバリウムなどの種類があります。
コンビニの屋根などに使われていることが多い形状の屋根といえば、想像が付く方も多いと思われます。金属屋根の上に太陽光発電パネルをおくことで、金属の表面温度を下げる役割もあります。
結晶系太陽光パネルは温度が上がると発電効率が悪くなるデメリットもありますが、屋根との間に隙間をつくることで、このデメリットは解消できます。
太陽光発電パネルを金属屋根に取り付ける場合は、屋根に穴を開ける工法の場合は、コーキング処理などをしないと雨漏りやさびなどの危険性があります。金属屋根には凹凸があるので、この凹凸部分を締め付けるようにして設置するタイプの太陽光発電パネル設置器具もあります。
グリーンニューディール基金
アメリカのオバマ大統領が推進した、エコロジーなエネルギーの推進政策がグリーンニューディール政策です。これの日本版がグリーンニューディール基金で、地球温暖化対策や廃棄物処理などの促進を目的とした、国から各都道府県などに交付される基金のことです。自治体はこの交付金を使い、地球温暖化対策事業への補助金や、公共施設などの省エネ対策を行ったりしています。
自治体によっては、このグリーンニューディール基金を活用し、住宅向けの太陽光発電システムの補助金などを提供しているところもあります。ただ、グリーンニューディール基金を使った補助金交付の条件として、太陽光発電システムだけでなく、LED電球への交換など、他の省エネ対策を同時に設置するなどの条件が付いている場合もあります。
系統連系
系統連系とは太陽光発電や燃料電池発電、風力発電によって発電した電力を電力会社の配電網と接続する技術のことです。
現在家庭での太陽光発電が多く普及していますが、電力会社との電気のやり取りには、この系統連系が使用されていることがほとんどです。系統連系によって、自家発電した電力で賄いきれない電力を電力会社線から供給してもらうことが可能ですし、自家発電した電力が余っている場合は電力会社線へ電気を送り、再生可能エネルギー固定価格買取制度をもとに電気を買い取ってもらうことが出来ます。太陽光発電システムを設置しただけでは、システムとして成り立ちません。系統連系を行うことで、電力会社とのつながりを作ることが出来るのです。
建築基準法
建築基準法とはこの日本にて建造される建物が満たさなければならない最低基準を定めた法律です。新たな建築物を建てる際はこの法律に沿っているか否かを見極める必要があります。
また、太陽光発電が注目を集めている現在、もしもお住まいの住宅に太陽光発電を導入しようとお考えならば、今一度、この建築基準法に沿っているかをチェックする必要が生じてきます。というのも、その住宅自体が法律に則って建てられたとしても、そこに新たに発電用のソーラーパネルなどを搭載することになると住宅の屋根部分にかかる重量や比重などが変化し、また新たな基準に基づいての再検討が必要となってくるからです。
これに加えて、昭和56年以前に建てられた住宅にも注意が必要です。これらは現行の建築基準法よりも前の旧基準にて建てられていることから、太陽光発電を導入する上では耐震性などの要素も併せて、現行の基準に叶っているかどうかを検査することが求められます。
現地調査
太陽光発電は発電量がある一定なければ、太陽光発電システムにかかった費用を回収することが出来ません。ですので、元が取れるほど発電量があるのかどうかを調べるために現地調査を行うのです。
太陽光発電を設置する場所により発電量が違いますが、実際に取り付けを予定する屋根の上に発電量を調査する機械を設置し、発電量の計測を行うの現地調査です。この現地調査により、充分な発電量があるのかどうかが分かります。
また季節により発電量の違いがあるので、他の季節の発電量もこの調査により圧程度予測できます。現地調査はまだ発電機の契約をしていない時点でもしてもらうことができます。取り付け業者によっては、無料でしてもらえる調査でもあります。
勾配天井
太陽光発電を導入する際には、天井がどのような状態の建築物であるかはとても重要です。最近建てる家で多く採用しているものに、勾配天井というものがあります。勾配天井とは、屋根の勾配にあわせて勾配がある天井のことです。斜めになっている天井は、勾配天井であることがほとんどです。
勾配天井は、空間を最大限利用しているのが特徴で、風通しが良いことから人気のある天井のスタイルです。しかし、屋根裏の確認が難しいため、太陽光発電の設置に工夫しなければならないことがあります。
太陽光発電システムの設置には屋根と天井の形は非常に重要であり、図面をもとに設置方法を考える必要があるのです。導入を考えている方は、自分の家の天井の形を知っておくと良いでしょう。
交流
東日本大震災による原子力発電所の事故の教訓を受けて、国の政策により原子力発電への依存から脱する為に、一般家庭で太陽光発電を行い、余った電気を電力会社が買い取る制度が作られました。それによって、一般家庭でも太陽光による発電機器の導入が盛んになりました。
しかし、太陽光発電から得られる電気は直流です。そして各家庭で使われている電気機器、電力会社から送られてくる電気は交流、よって太陽光発電によって作られた直流を交流に変換する機器、インバーターが必要になります。そのインバーターの役割と家庭内で余剰となった電気を電力会社に送る機能、家庭内の電気が不足した場合には電力会社の交流の電気を受ける機能、それらの機能を併せ持つもの、それをコンディショナーと呼びます。

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