太陽光発電に関する用語集

先頭文字が『さ行』の用語集

再生可能エネルギー
再生可能エネルギーとは、太陽光や水力、風力等、何度でも再生して使用することができるエネルギーのことです。中でも、太陽光発電は従来の電力供給に代わる電力として、年々大きな注目を集めています。再生可能エネルギーは資源の枯渇を心配する必要がありません。また、」環境に配慮した自然エネルギーである点からも、評価が高まっています。
特に東日本大震災と福島原発爆発事故による電力不足を解消するためには、従来の電力会社に頼り切った電力使用から脱却することが求められています、そのための代替電力として、再生可能エネルギーである太陽光発電が注目されています。
太陽光発電を利用すると、自宅で電力を発電でき、電力会社からの供給を最小限に食い止めることが出来ます。さらに、大規模な災害が起きたときでも、その影響をさほど受けることなく、日常生活を継続できる利点があります。
自然災害補償
太陽光発電は施行業者によりしっかりと屋根や足場に設置されますが、予想外の自然災害により家もろとも倒壊し、太陽光発電が破壊され、使えなくなってしまうリスクがあります。まだ元を取るほど太陽光発電を使っていない場合には大きな損害になります。そこで、自然災害補償という制度があります。
この自然災害補償は万が一自然災害により発電機が損傷してしまった場合には無料で修理や交換をしてもらえるという制度なのです。
太陽光発電システムは目安として10年以上利用しないと元を取ることができません。途中で自然災害が発生したときには自然災害補償は非常に助かる制度になります。発電機のメーカーが保障をつけていることもありますが、設置業者が保障をつけることもあります。
実発電量
実発電量とは、実際に太陽光発電システムを導入したときに得られる発電量のことです。太陽光発電システムを導入したときには、実際にどれだけ発電することができるのか、実発電量が大切になります。
自然の力を借りて発電するシステムですので、天候や季節により実発電量は変わります。雨が降ったり、雪が降ったり、曇ったり、暑くなったりすれば発電量は違ってきます。
太陽光発電にとって、実際にどれだけの電気を発電することができるのかは、大きなポイントです。実際の発電量が多いほうが、コストの回収が早くなるからです。太陽光パネルを選ぶときには、一年間に実際どのくらいの発電量があるのかをシミュレーションすることで初期コスト回収の目安とすることができます。
出力
太陽光発電では屋根などに設置したソーラーパネルを使って発電しますが、実はこれは直流と呼ばれるものであり、そのままでは家庭用の電源として使うことができません。
家庭用の電源は交流と呼ばれるものであり、直流と違って周期的に電流の強さが変化するものです。交流出力は直流に比べて電圧などを変化させやすいというメリットがあり、発電所から家庭まで送電するのに適しているというわけです。
太陽光発電の出力を家庭で使うには、これを交流に変換する必要があります。インバーターと呼ばれる機器を使って、太陽光パネルからの出力を変換して配電盤に送ります。普段使っている分にはこうした変換が行われていることを気にする必要はありませんが、インバーターは定期的に交換する必要がありますので、太陽光発電のコストの一部として計上しておかなければなりません。
出力保証
出力保証とは、太陽光発電パネルの出力性能を一定期間保証し、規格よりも発電性能が低下した場合に、メーカーが修理や補修を行ってくれる仕組みのことを言います。
太陽光発電は条件を整え、設置後の売電などで収入を得ることで、約5~14年で初期費用を回収することが出来ます。そして、その後も使用し続けることによって利益が生じます。しかし、それは故障なく使用できた場合の話です。太陽光発電パネルの設置にあたって最も心配なのが、故障しないかどうかです。修理やメンテナンスの費用が必要となってしまえば、利益を得るどころか初期費用の回収が難しくなる可能性もあるからです。そのため出力保証によって一定の期間保証してもらうことで安心して導入することが出来るのです。発電実績などから、何かおかしい、と感じたら出力保証がありますので業者に連絡し調査することをおすすめします。
自立運転
太陽光発電システムの機能の一つに自立運転があります。停電時に手動で自立運転に切り替えるものがほとんどであり、この機能を活用することで、停電のときでも電気を使用することが出来るのです。
自立運転機能が付いていれば地震のような長期間の災害時の停電でも安心です。しかし、自立運転による電力供給には制限があります。太陽光発電している日中のみの電気使用が可能であること、使用できる電力量が限られているため、消費電力が大きいものは使用できないことが多く、使用できた場合でも不安定な動作になってしまうという点が挙げられます。このような制限はありますが、非常時のテレビやラジオ、携帯電話の充電などに役立てることが出来るのです。
スラブ厚
スラブ厚とは、建物の床や天井にかかるコンクリートの厚さのことです。このスラブ厚とは、建物の遮音性に大きく関係し、一般の戸建住宅の場合は12~15cmに、ビルや高層マンションに至っては25~30cmを基準に建てられています。しかし、遮音する要素は建物のスラブ厚に限らず、建物の構造や間取りにも関係します。また、スラブの厚さを大きくすると、それに比例して建物の重量が重くなります。
太陽光発電を設置するには、陸屋根(屋上などの平面上の屋根)のスラブ厚が15cm以上ないと工事が行えないと定められています。これには、太陽光発電に用いられるパネルをはめ込む架台を取り付ける際に、屋上部分にアンカーを打ち込むため、それに耐え得る強度が必要になるからです。
スレート
節電意識が高まっても、自宅の屋根がスレートだと、屋根に登っただけでうすいスレートが割れてしまいそうで太陽光発電システムを導入したくても、なかなか決断できないことがあります。
しかし、屋根材にスレートを使っている家庭も多く、工事するにあたりその辺の対策、やり方は業者に任せてもよくなってきています。工事件数(実績)があるからこそです。ケーブルを固定したり工事後の見栄えも綺麗です。波板にも対応しています。
また、太陽光発電の工事をすることにより、パネルの下になったスレート部分は守られる形となるので長持ちします。屋根にペンキを塗るサイクルを伸ばすことができるんです。節電にもなり、屋根も守られ一石二鳥です。
スマートメーター
スマートメーターとは、通信機能付きのメーターとなっており、太陽光発電による発電量や、電力の使用量を計測してリアルタイムに供給側にデータを送ることができ、発電した電力の適切な配電が可能になります。
また、スマートメーターは、自然エネルギーを利用した発電方法である太陽光発電を多く取り入れた送電システムを構築するためには、必要不可欠な物となります。太陽光発電の場合、天候などにより発電量が変動するため、スマートメーターにより電力の需要と供給量をリアルタイムに把握することで、需要に対して供給量が多い場合、蓄電池などに電力をためておき、供給量に対して需要が上回った場合は、蓄電池にためておいた電力を利用するといったことが可能です。
スマートグリッド
スマートグリッドとは、IT技術などを用いて、効率良く電力の供給を行う事を目的とした次世代の電力ネットワークです。
スマートグリッドを導入することによるメリットとしては、効率的な発電が行えるという事の他に、スマートグリッドは、太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーの導入を進める上で重要な役割を果たします。
太陽光発電などの場合、天候により発電量が変化するといった不安定な面があります。そのため、電力の需要と供給のバランスについて細やかな調整が必要となりますが、スマートグリッドの導入により、電力の需要の少ない時に太陽光発電による供給が増えて余剰電力が発生した場合でも、余剰電力を他の設備にスムーズに移すといったことが可能になります。
接続箱
接続箱とは太陽光発電システムによって発電された電気を集めて、パワーコンディショナーに送り出すためのものを言います。他にも接続箱の役割には直列ブロックからきたケーブルを、逆流防止のダイオードを介して並列接続して、一つにまとめるというものもあります。
太陽光パネルは何枚かで一組となっています。たとえば2セットの回路がある場合、プラスケーブル2本、マイナスケーブル2本、合わせて4本の配線があります。そのすべてのケーブルを集めてまとめるものが接続箱なのです。接続箱からは一つの配線でパワーコンディショナーに電気が送られます。しかし、回路の組み方は太陽光発電の種類などによっても異なりますし、最近ではパワーコンディショナーと一体型のものも販売されています。
折板屋根(せっぱんやね)
折板屋根とは、主に断面の構造に重点を置いて作られています。工場、車庫などの鉄骨建物に多く使われております。金属屋根の代表的な屋根です。
折板屋根に使われる素材は、ガルバリウム鋼板若しくはカラーナルバリウムや、まれにフッ素板、カラーステンレスというものがあります。中には、断熱材が含まれているものもあります。この断熱材は、紫外線も遮断してくれます。冬は、寒さを緩和してくれます。折板屋根の厚さは様々ですが、太陽光発電を取り付けるに当たっては、それほど手間もかからず、断熱材を使用したものであれば、それだけ、太陽の光を集めやすいので、多くの電力を集めることができます。
セル
太陽光発電の中核を担う部分がセルと呼ばれる部分です。セルは太陽電池の最小単位で、大きさは15センチ四方くらいが一般的です。N型半導体、P型半導体を薄く組み合わせたもので、光が照射されると自由電子が押し出されることによって電圧を生じます。
使われている材質によって、シリコン系、化合物系、有機物系という3種類に分けられていて、現在はシリコン系のシェアが高くなっています。実用上はソーラーパネルとして設置されるのですが、このソーラーパネルにはたくさんのセルが並べられています。このセルの部分の変換効率が太陽光発電システム全体の変換効率を定めることになりますから、変換効率は非常に重要で、現在も変換効率の高いものを開発するために研究が続けられています。
ソーラーパネル
ソーラーパネルとは、太陽電池を並べてパネル状にしたものを指します。太陽電池モジュール、あるいは単にモジュールと呼ぶこともあります。太陽光発電を行うのは、ソーラーパネルの中の太陽電池の部分で、ここが光エネルギーを電気エネルギーに変換します。
ソーラーパネルには、太陽電池以外に配線も必要となります。電力を取り出すためにはこれは必須となります。太陽電池そのものは非常にもろい構造ですから、物理的にこれを守ることが必要となります。そのためには、強化ガラスなどが用いられます。ソーラーパネルでは太陽電池の並べ方にも工夫がなされていて、電圧を高めるためには直列に並べられ、電流を大きくするためには並列に並べられます。

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