太陽光発電に関する用語集

先頭文字が『た行』の用語集

耐震診断
日本では東日本大震災をきっかけに防災に強い町づくりを推奨しています。とくに緊急の課題と言えるのは、昭和56年以前に旧建築基準法の下で建てられた建物の持ち主に対して適切な耐震診断を受けるように促すことです。これらの建物は阪神大震災でも大きな倒壊被害を受けました。
太陽光発電システムも耐震診断とは無縁ではありません。太陽光発電システムを導入するには屋根の上にそれなりの重量であるモジュールを設置しなければならず、これを受けて耐震性に変化が生じ得ないかどうか、旧耐震の建物はもちろんのこと、新耐震で建てられた建物に関しても十分に再検討する必要があります。
耐震診断を受けないまま太陽光発電システムを設置してしまうと、地震時にパネルが地面に落下し大きな二次被害が生じる可能性もあります。耐震診断も太陽光発電システムも共に自治体から補助金が出るケースが多く、まずは業者やメーカー、役所窓口に相談することをおすすめします。
太陽光発電普及拡大センター(J-PEC)
太陽光発電普及拡大センター一般社団法人太陽光発電協会(JPEA)の中に設けられた組織です。
太陽光発電協会は、経済産業省の住宅用太陽光発電導入支援対策費補助金交付要綱の補助事業者です。この交付執行を目的として太陽光発電普及拡大センターが設けられました。英語名はJapan Photovoltaic Expansion Centerで略称が『J-PEC』です。
太陽光発電普及拡大センターでは、平成20年度以降の補助金申請の受付及び審査、交付決定通知・支払いなどを行い、京都議定書でも示された導入目標を達成するために、設備設置のための費用引き下げに取り組んでいます。補助金に関する各種説明会も随時開催されています。
太陽光サーチャージ
太陽光サーチャージとは、電力会社が買い取る太陽光発電の電力の買取費用を確保するために設けている賦課金のことで、『太陽光発電促進付加金』とも呼ばれます。
太陽光サーチャージは、電力の利用料金に上乗せするかたちで徴収されるもので、負担額は電力の使用量によって変わり、家庭での電力使用量が多ければ多いほど高くなる仕組みです。電力会社は、余剰電力を通常の売値より高く買い取り、買い取った電力は他の利用者に供給されるため、太陽光サーチャージは、太陽光発電システム設置の有無に関わらず電力を利用する全ての家庭が負担しなければなりません。
太陽光サーチャージの単価は毎年見直しされており、太陽光発電システム導入や余剰電力の買取制度を利用する家庭の増加に伴い、今後さらに高くなることが考えられます。
太陽光発電促進付加金
太陽光発電システムの普及を目指すために、電力会社は太陽光発電によって作られた電力を購入しなければなりません。しかし、電力会社にとって売電額よりも高額で買電しなければならないので赤字となってしまいます。太陽光促進付加金は、電気を使用する者すべてがその買い取りに必要となった費用を電気使用量によって負担する金額です。『太陽光サーチャージ』とも言い、平成21年から開始されました。
太陽光促進付加金の単価は年度、電力会社ごとに異なります。なぜなら地域によって太陽光発電システムの設置数や発電量が違うためです。そして、使用者が負担することになる金額は電気の使用量によって変化します。つまり、「年度と電力会社ごとに決まっている単価×電気使用量」で使用者が負担する太陽光促進付加金を求めることが出来るのです。
太陽光発電
太陽光発電は、数年前から普及していましたが、東日本大震災と福島原発事故以降、普及率に拍車がかかりました。自分達で使う電気は自分達で作り出すという発想のもと、どんどん普及してきているのです。
太陽光発電の大きな特徴は、燃料が何もいらないということです。太陽の日差しがあれば発電できるというシンプルなことが、大きなメリットになっています。
家の屋根にモジュールと呼ばれる太陽光パネルを設置するということが太陽光発電の第一歩となります。太陽光を遮断するものがなく日照時間が適切にある家であれば全国どこでも電気が作れるという単純で確実性が国民に受け入れられてきています。
太陽光発電システム
太陽光発電システムとは、ソーラーパネルを用いて、太陽光エネルギーによって発電するシステムです。天候が悪かったり、ソーラーパネルの角度が悪いと、太陽光エネルギーを効率的に使うことができず、あまり発電量が上がらないというデメリットがあります。
太陽光発電システムを導入すれば、あとは何もしなくても発電してくれる簡単さが太陽光発電システムの良さになっています。ただ、安定供給が難しい発電システムですから、太陽光発電だけに頼り切ることはできません。
大規模な太陽光発電システムを導入して、発電量を確保しようとすると巨額の投資が必要となり、手軽に始められるシステムではありません。一方で、温水シャワーと電気、扇風機だけの発電など、用途を限って行えば、簡単に効果が得られるので気軽に始められるシステムになっています。
太陽光発電全量買取制度
太陽光発電全量買取制度とは、産業向け太陽光発電に適用される制度のことです。太陽光発電全量買取制度では、太陽光発電した全ての電気を売却することができます。発電した電気を全量買い取って貰えるし、二十年間固定の単価で買い取って貰うことができます。
太陽光発電全量買取制度を利用することで、安定的に確実な収入を得ることができますから、ビジネスや投資としての可能性が高くなっています。
全量買取制度が適用されるには、10kw以上の太陽光発電システムを設置する必要があります。そのためには広い面積の土地が必要です。大きなマンションや小学校、工場の屋根、使われていない農地などが利用されるケースが増えています。売電だけのメリットだけでなく、税制上の優遇措置を受けることもできます。
太陽光発電の仕組み

昨今ではオール電化を取り入れる住宅が増え、太陽光発電システムを屋根などに設置する家が増えてきました。また、国や自治体による補助金制度が導入されたことに加え、余った電力を電力会社に売ることができるので、初期費用がかかっても、各家庭で導入するメリットが大きくなりました。
しかし、太陽光発電の仕組みは、詳しくは知られていないようです・・・
太陽光発電の仕組みは、半導体を重ねた太陽電池に光が当たると、電子が一方に寄っていく性質を利用する発電システムです。当然ながら、太陽の光が長時間当たる方が効率がよく発電量が増えます。また、自立運動専用コンセントというものを使用すれば、停電時にも、電気を使うことができます。

太陽光パネル

太陽光パネルは、太陽光発電には欠かせません。太陽光パネルは、太陽によるエネルギーを利用して電気を発生させます。この仕組みによって作られた太陽電池を複数並べ、相互接続させます。そして、パネル状に敷き詰めたものが、太陽光パネルです。
1枚のパネルから発電できる電力は限られているため、複数枚並べて設置するのが一般的です。ちなみに、太陽光発電を行うためには、パネルに加えて配線をする必要があります。太陽光パネルは、おもに太陽光発電システムにおいての部品として扱われることが多いです。住宅や事務所、商業施設や公共施設などに設置され、電力を供給します。

太陽電池
太陽電池とは、光エネルギーを直接電力に変換する電力機器で光電池とも呼ばれています。これらは一般の家庭でも使える事が出来て、太陽電池を複数枚直並列接続して必要な電圧と電流を得られるようにしたパネル状の製品単体がソーラーパネルになり屋根の上などに複数直並列接続して使う事になります。
太陽電池を用いた発電は太陽光発電となり、地球や環境に優しいエコ活動が出来るとして注目が高くなっています。この太陽光発電を使い、コスト削減が出来て光熱費なども削減できるのです。エコ活動とコスト削減の両立です。
太陽光発電は身の回りのいたるところで使用されていて、非常灯や携帯電話から宇宙ステーションまで利用されている信頼できる電力です。
太陽電池モジュール
太陽光発電システムの中心となるのは「セル」と呼ばれる部分です。この部分が実際に電力を発生しますが、そのままでは実用性が低いために、セルをたくさん並べて一定の規格に統一したものを太陽電池モジュールと呼びます。ソーラーパネル/太陽光パネルと呼ばれることもありますし、モージュールと略されることもありますが、どれも太陽電池モジュールを指します。
太陽電池モジュールの中にはたくさんのセルが並べられていて、そして配線もされています。表面には強度を与えるために強化ガラスが設置されているのが一般的です。そして、そのまま屋根や架台に取り付けることができるようになっています。太陽電池モジュールごとに発電量や変換効率が規格化されているので、発電量のシミュレーションも容易です。
太陽電池モジュールの認証
太陽電池モジュールの認証とは、一定の品質が保証されていることを示すための制度です。太陽電池モジュールを製造しているメーカーはたくさんあります。メーカーによって品質が異なるというのは、太陽電池モジュールに限ったことではありませんが、品質が低いと、購入した人が不利益をこうむる可能性があります。しかし、一般の購入者にとっては、品質が高いかどうかを簡単に判断することができません。それを判断するために認証システムがあります。
太陽電池モジュールの認証とは、一定の品質があるということを証明するためのものです。太陽電池モジュールの認証が行われることによって、太陽光発電に関する機器の安全性や信頼性を知ることができます。
多結晶シリコン型太陽電池
シリコン結晶が部分的に結晶化したシリコンが集まってできたものが、多結晶シリコン型太陽電池です。結晶も規則正しく配列されておらず、結晶の粒も小さいことが特徴です。太陽光発電を行う場合、この多結晶シリコン型太陽電池は、単結晶シリコン型のものに比べて発電効率がやや劣るのがデメリットです。ただ、単結晶シリコンと比べて製造コストが安く、多く生産することが可能なので、経済的には効率が良いとされています。
発電効率が悪いとはいえ、多結晶シリコン型太陽電池は、単結晶シリコン型太陽電池と大きく発電効率に差があるわけではありません。多結晶シリコン型太陽電池は安価なことから、住宅用の太陽光パネルに数多く使用されています。
垂木
垂木(たるき)とは、屋根の板を支えている部分を指します。太陽光発電を屋根に設置する場合には、屋根に強く固定できるかが問題となります。ソーラーパネルはかなりの重さがありますから、強く固定することが必要なのです。
屋根の表面に見えている板の部分は強度があまり無いので、ソーラーパネルを設置するのには適していません。そのために、垂木の部分に設置することが重要です。太陽光発電システムの見積もりを取るときには、業者が現地調査に来ますが、その際には設置する屋根の垂木を確認することになります。垂木が設置に適していないような場合には、設置できない場合もあります。無理に設置をすると強度不足で安全性が損なわれるから」です。
単結晶シリコン型太陽電池

単結晶シリコン型太陽電池は、ダイヤモンドと同じ立方体の結晶構造を持つシリコンが規則的に並んでできている太陽電池のことです。この立方体が規則的に並んだ構造を持つのが、単結晶シリコンです。結晶が規則的に並んでおらず、部分的に結晶化しているものは多結晶シリコン型太陽電池と呼ばれます。
単結晶シリコン型太陽電池は、太陽光を電気に変える変換効率が高いことが特徴です。さらに、寿命が長いというメリットもあります。ただ、多くのシリコンを使用するため、コストが高くなってしまうことが難点です。
太陽光発電の効率が非常に良いため、屋根面積が狭くて多くのパネルを置けず、多結晶シリコンでは充分な発電を見込めないときなどは、単結晶シリコン型太陽電池を使って発電効率を上げるという使い方もあります。

断熱材
断熱材とは、熱の伝導を抑えるために作られた建築材料のことを言います。太陽光発電システムは太陽光が必要なため屋根に固定しますが、この断熱材の入っている場所、屋根の構造などによっては設置できるメーカーが限られてしまったり、撤去が必要となってしまいます。
なぜなら取り付ける金具(アンカーなど)が断熱材に当たってしまい固定できない、断熱効果に影響を与えてしまう恐れがあるからです。そして、断熱材を撤去する、工法を変える場合などはコストも変動します。
太陽光発電システムを設置する際には断熱効果を失わないためにも、正確なコストを知るためにも現地調査をしっかりとしてもらう必要があります。
蓄電池

太陽光発電はエコでクリーンな発電システムですが、夜間に発電できない、曇りや雨などの悪天候でも発電が難しいことが大きなデメリットとなっています。
ここで蓄電池です。蓄電池を使用することで、太陽光で得た電力を効率よく家庭で使うことができるようになります。現在、蓄電池は電気自動車やハイブリッド自動車などに使われており、小型の家庭用蓄電池も普及し始めています。太陽光発電を行っている各家庭で蓄電池が普及すれば、悪天候時や夜間に発電できないという太陽光発電のデメリットをカバーすることが可能です。また、売電か使用するかといった二択のみだった電気の使い方に、貯めておいて使うという新しい選択肢を加えることができるようになります。

点検口
点検口とは、天井裏のメンテナンスを行うために天井面に設けられている入口であり、人が出入りできるくらいの大きさです。多くは押入れの天井などに設けられています。点検口は太陽光発電システム設置に際して、新しく設置しなければならない場合があります。
太陽光発電システム設置には天井への出入り口が必要になることがほとんどです。屋根裏に上ってケーブルやコンセントなどを通す工事を行うときには、点検口から出入りします。比較的新しい家では点検口が設置されていることが多いのですが、古い家では設置されていない場合もあるので、ない場合には点検口の設置も必要となるのです。
直流
直流とは、電流の方向が変わらないものをさします。これと対を成すのが交流です。交流では1秒間に50回、または60回の周波数で電流の向きが変わります。
太陽光発電では電力を発生させることができるのですが、構造上、このときには直流の電気が生じます。これに対して、家庭用電源は100ボルトの交流です。太陽光発電で発生した電力は交流に変換することが必要となります。直流から交流に変換しなければ、一般的な家庭電源として用いることができないのです。
この変換がパワーコンディショナ(パワコン)の役目の一つとなっています。太陽光発電システムを導入したときにはパワーコンディショナが必要となりますが、その理由は電流の方式を変換しなければならないからなのです。

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